(12:34)所用あって出ていたのですが、昼前に戻ってきたら大リーグのヤンキース対レッドソックス。「お、優勝が決まる試合かも」と見ていたら、なんともボストンの惨めな優勝シーンが展開。
勝っていたのです。ボストンは9回の表まで。3-0で。8回だったかな、ヤンキースのセカンドのカストロの失策やバッテリーミス、それにたった1回で敬遠の四球を三つというあり得ない采配などもあって。普通はそのまま行く。
しかし、しかしです。8回裏を上原が完璧に抑えて出てきた9回裏の抑えのキンブレルがストライクが入らない。緊張したのかな。ノーアウト満塁のあと押し出し。そこでピッチャー交代。誰だったかな。
しかしヤンキースのバッターは覚えている。タシエラです。今シーズン限りの引退を発表している。そしてその彼がなんとなんと満塁サヨナラHR。笑えました。しかし実はその時点でアメリカン・イーストの2位のブルージェイがオリーールズに負けて、ボストンの地区優勝が確定した。
ボストンの選手は当然喜べない。苦虫を噛みつぶしながら、笑顔は作れずに、ただ静かに抱き合って優勝を祝いという雰囲気。こんな優勝シーン初めて見たな。もっと綺麗に優勝したかっただろうに。
ボストンのそれに比べれば夕べの日本ハムの優勝は綺麗でした。何よりも大谷が素晴らしかった。というより、彼一人の力で勝った。すごいと思う。完投で奪三振は15。許した走者は2人だけ。
許したヒットは森の1本だけ。見ていた歯がゆかった。日本ハムはノーアウトでランナーを出すのに、ちっともかえせない。チャンスで打てなかった中田などクリーンアップは懺悔だな。
鮮やかでしょう。最大11.5ゲーム差をひっくり返した。返られたソフトバンクは悔しいでしょう。完全に大谷がもたらした優勝。しかしまだ日本シリーズに出るためにはまだ関門が残っている。日本ハム対広島。希有な組み合わせでいいと思う。