日々のライブな情報ページ

2017
02/12
Sun

「3−0」と短くツイートした人

day by day
EOF; } ?>

 (06:32)今朝読んだ記事の中では「Opinions:The 9th Circuit ruling is the most hopeful sign yet」が一番同意できて面白かったな。「数分が数時間のように感じられる。まだ3週間しかたっていないのに...アメリカは4年をサバイブできるのか......?」と。

 アメリカに住む人達の半分以上は、この記事と同じ気持ちだと推測できる。「マジ ? 大丈夫か」と心から心配している筈だ。「まだトランプ政権が始まって3週間かよ....」「大丈夫かな」と。そりゃ日本にいる我々より心配でしょう。自分達の実際のトップですから。

 その中にあって「3週間で一番希望が持てたこと」としてこの記事は、サンフランシスコ連邦控訴裁判所(高裁)が9日、判事3人の全員一致で大統領令の差し止めを支持したことだ、と。

 判断に加わった判事3人のうち、一人はブッシュ政権での任命。「この判断は全員一致で、党派を超えてトランプ大統領に警告したのが良い」と記事。そうだと思う。私は「アメリカの司法は機能している」と先日書いた。

 ワシントン州の連邦地裁の「大統領令差し止め」の判断は一人の判事のそれ。なのでトランプ大統領はツイッターでこの判事を激しく非難。しかし彼は控訴審の判断やそれを下した3人にはあまり攻撃の手を伸ばさなかった。

 最初はトランプ政権は「最高裁に申し立て」と言っていたが、判事が党派色を出しても(私は出さない人もいると思っていたが)4-4で、その場合には控訴審判断が米司法の最終判断になると知って、「それならやめた」となったようだ。もし最高裁でも「8-0」で控訴審判断維持になったら、トランプ政権は目も当てられない状況になる。

 なので今週の月曜か火曜日に「新たな大統領令」をトランプさんは計画しているようだ。今度は「裁判に耐えられる」ものを出そうとするだろう。そういう意味ではこの記事が最初に言っている「The minutes seem like hours in the Trump administration」はまだ続きそう。

 備忘の為に、控訴審の判断理由を記しておくと

  1. 7カ国出身者が米国でテロを実行した証拠はない
  2. 入国禁止を再開すれば具体的損害が生じる
  3. 国民は自由な渡航、家族の離別回避、差別からの自由を持つ

 トランプ大統領が新たな出す大統領令は、これらの控訴審判断をも踏まえた物になるはずだ。また裁判で負けたら、政権の被る打撃が大きい。

 日米首脳会談は、これまでのところ安倍さんや日本側の思うとおりに行っているようだ。経済対話の場を設けることにより「トランプ外し」が一応出来た。しかしトランプ政権の顔ぶれを見ると、やはり自動車貿易や為替では何か言ってくるだろうし、農産物の米国内団体も動いている。

 そういう意味では「80年代を彷彿とさせる事」が起きるだろう。ただし繰り返すがトランプを直接相手するよりも、ペンスの方がましです。しかしペンスもこの交渉を間違うと政権内での立場が怪しくなりかねない。なので手強く出てくる、と予想できる。

 話は変わります。先日ある運転手さんがまもなく出来る「GINZA6」には「バスの地下駐車場が出来るらしい」「そう噂に聞いた」と言っていたので、「本当かな」と思ってサイトを見たら、どうやら「発着場」のようですね。ビル内に。

 それでも銀座にとっては良い。大型バスが電通通りや中央通りに人を降り乗りさせているだけで、かなり通りが狭くなって不便ですし、景観が壊れるので。ナイスです。

08:22
EOF; } ?>
ページの先頭へ
twitter
伊藤洋一公式Twitterアカウント

サーチ


カテゴリー


最新の記事

カレンダー

キーワード