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2017
03/19
Sun

姫の通り道....乳頭温泉郷の鶴の湯

day by day
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 (07:32)思い出しました。ちょうど一週間前の週末は秋田県の乳頭温泉郷にいましたので、その話を。新幹線で田沢湖駅で降りて、バスで40分ほど北に行った雪の中の有名な温泉郷です。

 冬に行ったので当然ですが、寒かった。夜だとマイナス7度くらいだった。2日弱いましたが、絶え間なくこまかい雪が降っていた。東北の冬らしい景色です。路肩の積雪は人間の頭の高さを越えます。車も人も雪のトンネルを通過していく感じ。一年間友好なので、まだ楽しめそう  乳頭温泉郷での狙いは「鶴の湯」(http://www.tsurunoyu.com)でした。「鶴の湯」はまた旅館の名前でもあるのですが、有名なのはそこの露天。その露天に昼と夜の両方入りたかった。入り比べ。

 それには「鶴の湯」か、そうでなければその別館である「山の宿」に宿泊しなければならない。宿泊しなくても入れる時間帯(日帰りコース)の最後は午後の3時。それでは夜に入れない。

 ところが「鶴の湯」は予約が難しい。トライしたが日程があわずに、今回は「山の宿」に投宿。こちらは運良く予約が取れた。バスで5分くらい離れている。しかし宿の建物の感じや食事はほぼ同じです。冬の夜の鶴の湯はええですよ

 この二つの宿は同じ源泉。ともに白湯、黒湯、そして露天があるが、全部温泉は乳白色をしている。「鶴の湯」の方が露天は規模は大きい。当然ながらそれが狙いなので、昼と夜の両方でかけました。「鶴の湯」の露天は何と言っても夜が良い

 雪明かりと夜空からの明かりが、乳白色の湯面をゆるやかに、そして優しく照らす。お互いの顔は接近しても見えるか見えないか。女子用の大きな露天もあるそうですが、有名度が違うので女性も夜にはかなりの数、有名な混浴風呂に移動してくる。

 独特の雰囲気です。その女子の移動路を「姫の通り道」という。むろん着脱場は別です。夜は囲炉裏での食事湯はちょっとぬるい。夜の気温低下もあるのですが、そもそも湯温は低いように感じた。しかし左手右奥に泡が上がっているところがあり、そこは恐らく地下から比較的熱い湯が出ている。その周囲は温かい。

 自然にそこに人が集まる。そこにいれば結構長く滞在することが可能です。仮に寒くなっても、「中湯」「白湯」「黒湯」といろいろなタイプの湯温・湯質の違う湯があり、そこで温まれば大丈夫です。

 昼の「鶴の湯」の露天は、言ってみれば普通の山あいの大きな露天です。あまり雰囲気はない。だから私は「夜の鶴の湯の露天」をお勧めします。加えて冬が良い(と私は思う)。雪が回りを覆う。郷なので色々な湯があります

 しかし乳頭温泉郷は「鶴の湯」ばかりではない。「山の宿」の露天風呂も良かった。その他乳頭温泉郷の「湯めぐり帖」(それを買えば全ての湯に入れる)の対象になっているのは「蟹場」(がにば)「孫六」「大釜」「妙の湯」「休暇村」とあり、その他に冬季休業の「黒湯」がある。

 そのうち「蟹場」「大釜」には行きましたが、湯色、湯質が違って楽しい。前者は透明湯だった。でも目の前は雪の壁です。それが良い。写真の湯めぐり帖は一年間有効です。なので、その期限が切れる前に、あと1度か2度行きたい。その予定です。

07:34
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