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2008
10/15
Wed

2008年10月15日(水曜日) ポール・クルーグマン

day by day

 (06:20)久しぶりにニューヨークに滞在して数日が過ぎただけですが、思うのは「もうデータベースを書き換えねばならない」ということです。例えば、「ニューヨークの店」というサイトは、私が1970年代から行っていた店の一部を掲げたものです。この中にも依然として美味しい店はある。しかし、もっともっと面白い、新しい店も増えているということです。

クルーグマン教授とのインタビュー風景。近くにいたディレクターの話によると、約40分のインタビューで私は30近くの質問のやり取りをしたらしい。面白かった。上背は私よりちょっと小さいくらい。横が太かった  かねてニューヨークの友達などに言われていたことですが、今回は「本当にそうしよう」と思いました。何せニューヨークは大きく変わって来ている。特に今回感じたのは、マンハッタンのウエストの変化の凄まじさ。ウエスト・サイド・ハイウェーは昔からあるのですが、今は道もまったく変わったし、その沿道の店も大きく変わった。昔は店なんかなかった。ハドソン川が埋め立てられて、ウエスト・サイドの景観が変わってしまったと言っても過言ではない。

 特に昔ミート・パッキング・エリアと言われたところには、次々に新しいレストランやショップが出来ている。「ここがニコール・キッドマンが住んでいるマンション」と紹介されたのも、ウエスト・サイド。以前はあんなマンションがウエストの下の方にあるなんて信じられない。

 もう少し前からあるらしいのですが、ゴルフ練習場があるのには驚いたな。マンハッタンに。あと魚介類の店、スポーツジム、などなど。私がニューヨークに住み人達に夜などに連れて行かれた店で面白かったのは今のところ以下の通りです。

  1. チャイナ・タウンのPING(合記飯店の前)=安くて美味かった
  2. ブッダカーン(http://www.buddakannyc.com/buddakan.html
  3. その近くの13の9thアベニューにあるデザイナーホテルの屋上のスポット
  4. バブルラウンジ(http://www.bubblelounge.com/
  5. A VOCE(http://www.avocerestaurant.com/)というイタリアレストラン
  6. 230fifth(http://www.230-fifth.com/
 最初の店は、「よく合記飯店には行った」と言ったら、コーディネーターの松本さんが、「その前のピンも美味しいですよ」と行ってくれたことで全員で仕事終わりで行ったもの。合記は2003年にも行ったのですが、彼が言うとおり「ちょっと店の味が変わった」。以前の方が美味しかった。

 次のブッダカーンはニューヨーク駐在のテレビ局の友達から連れて行ってもらったのです。株の上げがきつかった月曜日だったので、友人とその友達は遅れてきた。でバーで酒を飲んでいてバーテンと話をしていたら、突然彼が「私の妻は京都生まれの日本の方です」としゃべり出した。それから暫く話したのですが、面白かった。彼とはメルアドまで交換しちゃったな。

 アフロ系の方で、ロスで知り合って今は二人で4年くらいニューヨークで暮らしているという。それは置くとして、このレストランは上下に、そして横に大きい。店が物理的にディープなんです。ミート・パッキングのエリアの再開発としては一番大きなもののようで、どの店の人に「テーブルはいくつあるのか」と聞いても、誰も「わからない」という。基本チャイナで、あと豆腐などもある。味はまあまあ。店が面白い。

クルーグマン教授とのインタビューの後の写真撮影。その日のフィナンシャル・タイムズのWhy Mr Krugman deserves his Nobelというエディトリアルを見せたら、「まだ読んでないんだよ」と言いながら、最後に覗き込んで興味深く読んでいたのが印象的だった。  今回感じたのは、ルーフトップのバーが増えているということです。考えてみれば、マンハッタンはハイライズの街です。その一番上にバーを作れば、面白い景観が見られる。二つちらりと行きました。三番目に書いた店と、最後の店です。規模は下の方が大きい。230fifth です。真っ赤な寒さよけのコートも用意してあった。

 今回は松本さんに、「これがニューヨークで今美味しいレストランの一覧です」というA4の紙を3枚(びっしり書き込む済み)を頂いた。むろん、短期間に全部は行けません。徐々に自分で確かめて、私のデータベースを変えていかないと。

 引き続きインタビューや取材を続けている。火曜日はペース大学に行ったり、ニュージャージーのプリンストン大学(マンハッタンから片道1時間20分)に行ったり。プリンストン大学では、ノーベル経済学賞を受賞してまだ一日しかたっていないポール・クルーグマンに会いました。以前からインタビューの予約が取れていて、「キャンセルになるかも」と一瞬思ったのですが、きちんと予定を維持してくれて、30分の予定がなんだか盛り上がって40分もいろいろ話をしました。

 彼がノーベル賞を受賞してから最初に日本のメディアとして取材したのが我々だった。彼自身が「全く予想していなかった」と言っているくらいで、私たちも月曜日の朝に受賞を知って「インタビューはどうなるのか」と心配したくらいだが、約束に変化はなかった。そこが偉い。

 彼の本は何冊も日本で読んでいるし、ニューヨーク・タイムズの彼のコラムもたまに目を通している。14日のニューヨーク・タイムズが誇らしげに彼の写真を一面に掲げて受賞をお祝いしているのが面白かった。

 インタビューの最初の方で彼に見せたのはフィナンシャル・タイムズのWhy Mr Krugman deserves his Nobelというエディトリアルです。たまたまその日のFTを買ったら出ていた。副見出しが、「His skills as a theorist are rare; as a communicator, rarer」というのです。ははは、嫌がるかなと思ったらこれで話題が盛り上がった。

 インタビューの内容は、11月の大統領選挙の直後の週末に放送される「地球特派員」までは紹介できません。しかしインタビューはやっている私自身が非常に面白かった。かなり突っ込んだ質問もしていますから、どこの部分が放映されるか知りませんが、面白いものになっていると思っています。そこから漏れたものがあれば、その後に紹介します。新政権への関わりなども聞きました。ははは。

20:13
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