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2009
01/17
Sat

2009年01月17日(土曜日) 鳥の二重攻撃

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 (07:48)今の時期に相応しい単語を三つほど覚えました。昨日のパイロットの話にも関連して。やはり、「大英雄」「ハドソン川の英雄」として賞賛されているらしいですね。その名前は、チェスリー・サレンバーガー機長(Capt. Chesley B. Sullenberger III, 57)。

 まず最初の単語は、「double bird strike」。この機長自身が管制塔に言った言葉です。飛行機に鳥が衝突することは「bird strike」と言うらしい。しかし今回は左右両方のエンジンが鳥と衝突し止まってしまったことで飛行機は推進力を完全に失った。その瞬間に飛行機(US Airways Airbus A320 )はグライダーとして飛ぶしかなくなった。機長はグライダーの免許も持っていたらしい。

 飛行機がどう飛んだのかは、このニューヨーク・タイムスの記事にあるが、予想通りブロンクスとマンハッタンの北を通っている。ミッドタウンは避けているが、橋もいっぱいあるハドソン川に北から侵入して見事に着水。

 その見事な着水を表現する単語として使われているのが、「consummate」です。知らなかったな。形容詞としては、「完全な、至上の、神技の....」という意味らしい。動詞としては見たことがあるような。だからちょっと予想は出来た。動詞は「事業などを完成する、目的などを達成する」ですが、あまり使わない。形容詞の方が賞賛度合いが高い。確かに。この単語は、彼の奥さんがパイロットとしての彼を形容するのに使っている。

 さて、話は変わっていよいよ来週はオバマの就任式。20日火曜日です。それに関連したCNNのニュースを読んでいたら「supremacists」という単語が出てきてた。まあこれは予想は出来る。「supreme」と「racist」を合わせた単語に見える。

 ブックシェルフを開いたら、「(特定集団の優秀性を主張する)至上主義者」とあった CNNの記事にはこの単語の前に「white」が付いている文章ですから、つまりこの「white」まで入れて、「白人至上主義者」という訳になる。まあいますからね、そういう輩はアメリカには結構。就任式になにかこういう連中がしでかすのではないか、とアメリカの当局は懸念している、という話です。

 余計なことですが、先日ブックシェルフの最新版を量販店に買いに行ったら、「もうマイクロソフトが作っていません」と。便利な辞書だったのにビスタとの相性が悪くて新しいのを買いに行ったのに。しょうがないので他の辞書を買ってビスタには入れました。

 まあ最初の「double bird strike」は今後なかなか出てくる言葉ではないでしょうが、あとの二つは結構これからも出てきそうだ。オバマは「consummateな大統領になれるか?」とか。これはなかなか難しい。

07:37
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