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2009
06/09
Tue

2009年06月09日(火曜日) 衛生仮説

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 (18:53)今日覚えた一番面白い単語は、「衛生仮説」でしょうか。火曜日なので関西にいたのですが、関西テレビさんに賞を取った番組があるというので、それは面白そうだと思ってDVDをもらって見たら確かに興味深かった。その中に出てくる言葉です。

 番組の名前は、リンク先のように「4000万人の国民病”アレルギー”のヒミツ」というのです。そういえば確か私も花粉症です。ではなぜ昔に比べて日本人ばかりでなく世界中でアレルギーの患者が増えているのか。それに対する回答の一つが「衛生仮説」だという。

 それにしてもアレルギーで急性で亡くなる方もいるとは。深刻です。それに対処する用具も出来ているようです。「衛生仮説」についてはネットを調べたらこんなPDFもあるのですが(あれ番組に出ていた先生では)、要するに幼児期の衛生状態があまりにも良くなりすぎて、幼児期に形成されるべきアレルギーに抵抗する力が現代人は弱くなっているという説。

 この仮説が生まれる切っ掛けは、田舎、特に農家に育った子供の方が、小綺麗な都会で育った子供よりはアレルギーになりにくいという調査結果かららしい。ドイツの例が出ていた。ウイルスやらいろいろな菌がいっぱいいる。そういうところで育った子供の方が、結果的にアレルギーになりにくい、と。T1だとかT2とか出てきましたが、覚えられませんでした。

 まあでもこれは我々の日常的な常識でもある。あまりにも大事に育てられた子供は弱い、とよく言われる。新型インフルエンザでもそういう事が言えた。1957年以前に生まれた人はなんらかの免疫を持っていて、新型にかからないといった。

 しかし番組の中で先生が、「じゃ、昔の不衛生な状態に戻せば良いかというと幼児死亡率が高くなる。結局なんらかの形で対処しながらアレルギーとも付き合っていく必要がある」と述べていたのが、「なるほど」と思いました。

 無菌も良くない、かといって菌が多すぎるのも困る。なかなか難しいと言うことです。それにしても、この番組の山本、村西、豊田各アナウンサーばかりでなく、PからD、それにADまで総出で番組に取り組んでいたのは笑えたな。ははは。

 うーん、放送は終わってしまったんでしょうが、ちょっと自分や家族がアレルギーで悩んでいる人は見た方が良いような。

20:23
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