(23:33)今日の日経夕刊にある「屋外広告料が下落」という記事を見て、大阪の運転手さんの1ヶ月くらい前の指摘を思い出しました。
記事は、「ビルの屋上や壁面を利用した屋外広告の契約料が下がっている。全国有数の屋外広告の密集エリアである東京・新宿駅周辺では、高さ6~8メートル、幅12~16メートルの一般的なサイズで年間契約料は500万~800万円程度。昨年に比べて一割安い」というもの。
大阪の運転手さんの指摘は違っていた。「ビルの屋上を見てくださいよ。今まで広告があったところが、撤去されたままになっているでしょう.....」「最近もの凄く増えているんですよ.....」というもの。確かに新大阪から梅田に向かう道でも、ビルの屋上には枠組みだけが残っているケースがままある。
人間記憶に疎いもので、この記事の最後に「セイコーエプソンはJR新宿駅近くで13年間掲載していた電飾広告を6月に撤去した」と読んだところで、「あそうだ、そう言えば最近ない」と気がつきました。
伊勢丹あたりから靖国通り沿いに大ガードの上を見ると、以前は確かにセイコーエプソンの電飾(というのでしょうか)広告があった。渋滞になるとあれを見ているしかないので、よく見た記憶がある。それにしても、やはり新宿は「全国有数なんだ」と。
この記事は「主要な広告主の間で経費を削減する動きが強まっていることが理由だ」と書いてある。その通りでしょう。大ガード上のエプソンの広告打ち切りに関しては、同社は「ブランド認知度向上という当初の目的を達成」とコメント。確かに13年前はエプソン→プリントという印象は希薄だったかも知れない。しかし今はエプソンと言えば「プリンター」でしょう。
考えたら新宿などビルの上の電飾広告が全部なくなったら、「新宿じゃない」ということになるでしょうから、あまり減ったら困るということだと思う。ところで、日本企業の電飾広告が一杯ある場所として、今ニューヨークのタイムズスクエアを思い出しましたが、あそこはどうなっているのでしょうか。もしかして減っている......。で、中国の企業の電飾広告などが増えていたりして。
世界各地で起きていそうなことですが、どうなんでしょうか。まあ、それにしても宮里藍選手は良かった。そりゃ涙も出ますよ。