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2007
09/20
Thu

2007年09月20日(木曜日) 並んだ二つの指数

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 (14:44)昨日いただいたメールですが、非常に「面白い」と思ったのは、「インドの株価指数と日本の株価指数が並びましたよ」というものでした。このメールの主は

 日経平均株価:16,381.54
 インドsensex:16,322.75

 とご指摘になった。実はsensex は今回のショック(8月の中旬から)で15000を大きく割る時があって、その頃ですかねインドのチャタルジーさんに別件で電話したときに株については「今は調整ですかね」と言っていた。それが私がちょっと忙しくしている間にスルスルと上昇してきたというわけ。

 今日の東京市場、ボンベイ市場は共に開場中で、引け値がどうなるかは不明。しかしトレンドは明らかにインド優位にある。ここに記録があるのですが、2003年末のsensex は5838.96だった。私の記憶では、その時のインドの新聞には「この株高は危ない。バブルだ」という表現が散見された。なにせ2003年一年間に2461.68ポイントの上昇だったのだから、そりゃそうだ。

 その後インドの政変(2004年総選挙でのバジパイ敗北)もあって、私の記憶ではsensex は4500くらいまで下げた。そこからの16300台乗せというわけです。実は同じような関係は香港のハンセン指数にも言えた。日経平均とハンセン指数が似たような時期があったのです。1万を超えたくらいでは、何回も日経平均とハンセン指数はクロスしたと思う。

 しかし今のハンセン指数を見ると、25730。今日も今のところ175ポイント高。日経平均が15000台だ16000台だでうろうろしているのと勢いが違う。上海の株価の上げも、「世界ではそんなことも起きているのか」というくらい先進国市場の混乱を横目に基調は上げ。

 むろん、インドや中国の株価の上げは言ってみれば「バブル」というのは、ある程度当たっていると思う。数日前かに中国の当局者が「バブルがはじければ、社会全体に大きな打撃になる」というようなことを言っていた。「バブル」という単語を使っていたように思う。

 それを承知で言うならば、それでも「世界の成長センターの移動」というのが一つの要因として挙げられると思う。まあこの問題は一つまとまった文章として書きたいのですが。

 ところで、政界の謀略と呼ばれるやつは、「誰が誰を追い落とそうとしているのか」という点をまず理解せねばならない点で、なかなか難しいものがありますな。誰かが優位になると、「そこには謀略があったのではないか」「誰かを追い落とそうとしてした」という情報や見方になる。

 麻生、与謝野、中川などの人物が登場する今度の謀略説。まあ、「麻生降ろし」という点では一応効果的だったような。しかし、麻生人気そのものを砕くことにはなっていない。恩讐がいつか新たな報復を生むのかもしれない。

13:16
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