(05:15)ようわからん。韓国の文在寅政権が行っていることは。今朝の段階でトランプ大統領は新たな北朝鮮制裁措置を発表した。北朝鮮とビジネスを行う個人や企業がその対象。
それと相前後して文在寅政権は800万ドル(日本円で9億円近い)の対北人道支援を決定した。時期はさすがに「直ちに」ということではないが、方向は北朝鮮支援。韓国国内でも「おかしい」という声が出ているらしい。当たり前だ。国際機関を通じて行う支援で核・ミサイル計画にはお金は回らない.....というのが文在寅政権の主張。
しかし各国が核・ミサイル計画を北に放棄させるために各国が協力している時の「支援」決定。北朝鮮全体として「核・ミサイルに回る資金的余裕が生まれること」は確かだし、何よりも「隊列の乱れ」が心配される。
国連総会では「北との対話、平和解決」を訴えたそうだが、日米韓の参加国首脳の会談ではトランプ大統領の新制裁に賛成と言っている。一体どちらに顔を向けているのか不明。
今朝ちらっと韓国のネットサイトの新聞の見出しを見たが、「コリアパッシング」という単語がこれでもかというほど出てくる。しかし考えれば、「何を考えているのか不明な文在寅政権」をまともに相手をする国は少ないでしょう。言っていることと、やっていることが違う。
80%台で始まった文在寅大統領に対する支持率は4週連続して低下して、今は60%台らしい。まだ高いが、韓国の人達にとっても「何を考えているのか不明な大統領」と映っているのかも知れない。
対北の隊列で一番しっかりしなければならないのに、ぶれる姿勢。これでは韓国の人々が心配するコリアパッシングは強まるばかりだろう。「全く、国とは言えない」という朝鮮日報のコラムは面白かった。