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2008
06/10
Tue

2008年06月10日(火曜日) 丸焼き鳥

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 (06:59)月曜日は朝からホーチミン市を北に行ったり、 綺麗なとは言えない池の上にあったレストラン。客はわれわれだけでした 南に行ったりと結構移動しながらの取材。取材の成果はまた番組(7月19日夜10時10分からNHKBS1)を見て頂ければ良いのですが、それとは別に目が飛び出るほど驚いたことがありましたので、その話を。

 ホーチミン市からある程度離れた工業団地の午前中の取材を終えて「さあ昼飯」という段になったのですが、エアコンの効いたレストランを探したがない。「うーん、もう仕方がない」と妥協したら、森の中の右上の写真のようなレストランに落ち着いた。京都には川床料理という夏に非常に良い食形式が鞍馬の上、貴船にあるのですが、「これは池床料理だな......」と冗談。

 私たちの他には全くお客がいないんですよ。まあ平日の昼間だということもあるのですが。「本当に料理が出せるのかな.....」という風情。私は何も注文する気がせずに、コーディネーターのハンさんとDの橋本君が「万が一」のために用意してくれたサンドイッチをかじっていた。

 ところが、考えたらここはレストラン。そりゃ何か頼まなければ悪いですよね。私が周囲の写真を撮っている間に誰かが「焼き鳥」を頼んだらしいのです。二本。それがちっとも出てこない。サンドイッチを食べ終えても。午後の取材が迫って来つつあるのに。日本だったらあまり時間を置かずに出てくる。焼き鳥だったら。

 そこで「どないなっているんだろう」と私が見に行ったのです。そしたら、右の写真のようになっていた。覗いて本当にびっくりしました。冗談で「今絞めているんだよ」とか言っていたら本当だったし、丸焼きにしているとは思わなかった。 ははは、笑えました

 まあ時間をかけて焼いていましたからね。これなら「鳥インフルエンザも大丈夫」という感じです。しかし時間が刻々と過ぎゆく。出てきたのが左の下にある写真の完成品でした。よく見ると、ちゃんとお頭が付いている。じっと見つめられると、「全部食べてね」と言っているようだったので、二本(実際は二羽)も頼んだので、一つは食べて、もう一つは渋滞になったときの社内食用に。 移動時間が長かったので、あいも変わらないバイクを群れをじっとみていて、もっぱら女性なのですが大体2割の人がタイのバンコクで見かけるようにマスクをしていることに気が付きました。日曜日のホーチミンもそうだったのですが、月曜日はその数が増えたように思えた。

 実は日曜日のホーチミン市はマスクをしてバイクを運転しなければならないほど空気が汚れているようには思えなかった。しかしそれは日曜日だったから、ということと、道が比較的整備だれている市内だったためだと月曜日になって分かったのです。 瓶の下にスミを入れてそこで火を起こして、それで瓶全体を熱し、それによって丸ごと絞めた鳥をゆっくり焼いていた

 平日になると、トラックは市内での通行を禁じられているのですが、その地域から外れると大型トラックは我がモノ顔で一杯走っているし、道は土っぽくなるしですさまじい粉塵。「これだったら女性がマスクを装着するのはよく分かる」と思いました。最近のバンコクは知りませんが、今でもそうでは。中には四輪車に乗っていても、大きな、そしてしばしばカラフルなマスクをしている女性もいる。

  ベトナムは信号が少ない、というのは99年に来たときから感じていたのですが、今回「ロータリーが多いからだ」と気が付きました。フランス人が街を作り、フランス人が今の文字を作った国ですからそうなったのだと思いました。信号があるにはあるが、圧倒的に世界の他の都市に比べて少ないのです。

 だから、慣れない我々にはロータリーは怖いですよ。自分で運転しているわけではないが、あれはタイミングの取り方が難しい。自分でやれと言われたら、あの交通量の多い、四輪と二輪と、加えて自転車が大量に通行している中では難しいと思う。
 ――――――――――
 なにやかやあって、夜8時のフライトに乗ってハノイへ。またまた持ち込めないものが出てきて(水分でした)、「もったいないからみんなで飲もう」という話になって、ちょっと全員でラッパ飲み。ははは、初めての経験でした。

完成品としては納得の見事さ。美味しかった  ハノイに着いたのは午後10時前。私が前回香港からのフライトで降り立った掘っ立て小屋ではなく、その時作っていた立派な空港でした。今日からハノイ、その近郊で5泊くらいします。温度表示を見たら28度。ちょっと涼しい。

07:51
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