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2019
01/03
Thu

「おがまる」次第で起動し、そして休む島....気付きの②

day by day

 小笠原には決して大部分の観光客には見せない顔があります。それは定期船の小笠原丸(おがまる)が父島の二見港を竹芝桟橋目指して出港して、また観光客を乗せて戻ってくるまでの数日間(2〜4日)。観光客はほぼ全員(フルに乗せて830人と聞きました)が「おがまる」で来て、そして一週間後の「おがまる」で帰る。なのでその「おがまる」が二見港に停泊していない父島は基本的には観光客ゼロです。二週間以上宿泊しているごく少数の人以外は。今回の場合は1月3日から数日間。私たちも3日に島を離れます。

 なので、島のレストラン(二見港の桟橋近くに集中しています)や観光業(各種ツアー、民宿、ペンションなどなど)は、「観光客がいない時が休み」となります。観光客ゼロなので。だから私は見られないが二見港の近くのレストラン街も、初めて3日の午後から「お正月休み」となって夜は灯りが落ち、真っ暗になるらしい。

 実際に「おがまる」で動く島時間故に、食事が付かないペンション宿泊の我々は、元旦でも外食先を選ぶことが出来た。でなかったら年末年始もやっている吉野家などなどのチェーン店やホテルがない小笠原では、観光客は正月三が日を越せない。食べられたのは「おがまる次第の島じかん・スケジュール」故です。ありがとう「おがまる時間」。だから島の人達と話していると、「今はおがまるが来ているから」という言葉が頻繁に聞かれる。「来ているか」「来ていないか」がとっても重要なのです。

 「おがまる」は観光客だけを運んでくるわけではない。物資も運んでくる。大量の。だから面白い事が起きる。我々が乗ってきた「おがまる」は30日の昼に二見港入港ですが、その直後に港近くの生協に入ったら鮮度が必要なものの棚、例えば内地からしか運んでこれない野菜などの棚は空っぽだった。しかし入港後2〜3時間で「おがまる」が運んできた物資が二見港近くの生協的なお店に並び始める。それを島で生活している人達も続々と買いに来る........という展開。なので島で生活する人にとって「おがまる入港」は大事なのです。(続)

04:31
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