久しぶりにほんのちょっとの勇気を出して....。10年前の固定電話の家からの放逐以来の、この種の決断です。金曜日に既に放送で言いましたが。
プリンターを家からなくしました。ちょっと考えたのですが、
「そもそもあまり使わない」
「基本的に年賀状に消極的だし、その家印刷もやめた」
「iPhoneから直接プリントできない旧式だった」
「プリントしても、その後読む資料はごくまれ。印刷で満足」
「残るのは膨大な紙の山」
「(プリンターは)重いし大きい」
「サプライが高い」
などが理由かな。最近一番プリンターを使ったのは、ラジオ番組の一つがリモートになった時。刻々と変わる放送原稿をプリントアウトした。家で。「こんなのはやってられない」と思って、コロナ禍が沈静化すると同時に局に行くことにし、放送のリモートはやめた。
日常プリンターを使うのは「伊藤さん、請求書を出して下さい」という放送局や講演先の要請。しかし数日前に試しに「もう我が家にはプリンターはないので」と言ったら、「わかりました。ではPDFなどのファイルを送って下さい。こちらで印刷します」となった。こちとら印鑑だけもって行けば良い。講演の時は事前に請求書を送って、講演に行ったときに印鑑を押せば良い。印鑑ね。ま、いいや。
以前は本の原稿など長い文章を書くと全部プリントして、それに手を入れていた。利点はある。全体像が分かる。しかし今はそんなに長い文章は書かない。なのでワードなら「変更履歴」を使えば十分。
実はプリンターはそこら中にある。コンビニにもある。メディアをもって行けばすむし、最後はキンコーズとかいうオフィス事案引き受け屋に持っていけば良い。プリンターをなくしたら、とっても家の中がスッキリした。(了)