日々のライブな情報ページ

2020
09/08
Tue

人々の足が戻るのはいつ.....

day by day
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 と思いながら歩いていました。銀座の並木通り。昨夜午後8時ちょっと前です。

 久しぶりに営業を再開した桃花源で大好きな麻婆を頂いて、その足で。桃花源は午後8時がラストオーダーになっているので、ちょうどその時間になった。考えたら、本来は並木通りが一番華やかな時間帯。

 ところが暗い。姫達が出勤していない。この感染症の前は、一人、または同伴で店に向かう姫達の行列があったのに。列などない。たまに一人、二人の姫らしき方が。目の子5分の一かな。かつての。当然、魂胆を秘めたような顔をした客筋の姿も少ないし、各クラブ付きの男の子も手持ちぶさたの様子。

 それはある程度予想していました。桃花源は昔は同伴組の食事のメッカ。食事の際に「最近どう?」と聞いたら、やはり同伴組は激減しているらしい。そりゃそうだ。「このエリアの半分のお店は閉めているんじゃないですかね」と店の方。そうでしょう。コスト割れが確実ですから。そうなれば姫達の出勤は減少する。

 なぜ午後8時で暗いのか。多分人が少ないと言うよりも、ネオンを点灯していない店が増えたのだと思う。営業を休止したか停止して。車のライトも少ない。夜の車移動にはライトが必要だが、移動そのものがあまりないのだ。場所確保とか。ま月曜日の雨上がり直後、ということはあったかもしれない。しかし多分往時の華やかさは今の並木通りにはない。

 ブランドショップが建ち並ぶ街という意味では、並木通りはそのナンバーワンの地位を奪われて久しい。一番のライバルは丸の内仲通りですが、いろいろなところから浸蝕された。銀座2丁目中央通り交差点もあるし、ちょっと華やかさに欠けるが銀座シックスもある。なので並木通りの華やかさの今の源泉は煌びやかな無数のクラブ、そこに働く姫達にあった。しかしそれが今はとっても静かだ。

 「いつ華やかさが戻るんだろうか?」と考えながら、コーツIOC副委員長が言うように来年の7月末に本当にオリンピックが開催されるとしたら、その時かも知れない、と思いました。華やかさ回復、人出にはモメンタムが必要で、かなりの割合の人がその気にならなければ駄目。今はその切っ掛けがない。オリンピック・パラリンピックの開催はその契機になるかも知れない。

 むろん彼の発言の真意は不明で、彼のAFPに対する発言が現実になるかどうかは分からない。までも、東京ばかりでなく日本全体の感染者の数が「減少傾向」なのは、歓迎できる。しかし人々の気持ちを楽にするには、もっと数字が少なくなる必要がある。(了)

 

04:07
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