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2007
06/09
Sat

2007年6月9日(土曜日)

日記
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久しぶりにインドから日本に来たチャタルジー夫妻の話は強烈だったな。金曜日の午後着くというので、晩飯に寿司をご馳走したのです。最近よく行く六本木の巽寿司で。この寿司屋は北海道(特に小樽)の魚を揃えている。南から来た人々を、北の魚で迎え撃とうと。

なんとなんと、今のニューデリーは日中の温度が45度に達するというのです。夫人の久美さん曰く、「外に止めた車のボンネットに卵を落とせば、目玉焼きが出来る....」と。経験したことがないので分かりませんが、えらいことですな。

だから今はニューデリーの人は、「日中は外に出ない」そうです。もっぱらオフィスが家の中で静かにしている。「なぜそんなに暑いの」と私。チャタルジーさん曰く、「5月がいつもの年より涼しかったので」と。うーん、去年はちょうど今頃インドに行っていた。その時はそんなに暑くなかったのですが。

農民暴動の話も含めて、インドに関していろいろな話をしました。面白かった。彼等が前回来たとき以降に東京が変わった場所ですから、その後はミッドタウンで軽く飲んでお別れ。久美さんのお里である富山に行ったり、大阪、名古屋、岡山に行ったりと忙しそうですな。最近NHKの仕事をして、その番組(パール判事に関するもの)は8月15日に放送されるそうです。

考えてみたえら、今週はアジア・ウィークのような一週間でした。内田さんの話はタイを中心にシンドシナ7カ国くらいの話でしたが、金曜日の午後はプレスセンターで富山大学の今村弘子さんの「経済で見る中朝関係」という話を聞きました。

北朝鮮経済のどん詰まり状態、資源を中国に搾取され始めている状況(森を伐採し、資源を持ち帰る方式で、北朝鮮経済への波及効果が少ない)、中国からもロシアからも生かさず殺さず状態の待遇、経済改革の失敗など、様々な話があった。中国が北朝鮮といえども関係を友好国段階から「暴発を防ぐ」だけの関係にしつつあり、様々な貿易商品の価格をむしろ高めに設定しているという話などが面白かった。中国が今の北朝鮮にそのままでいて欲しいのは、「崩れたときよりはコスト安」という意識だけだと考えられる、と。

話が終わった後1時間近くあったQ&Aの時間が興味深かった。ははは、一番多く質問したのは私でしたが、印象に残った今村さんの話は、「金正日後」の北朝鮮。「息子が継ぐにしろ、集団指導体制になるにしろ、国として運営していくことは出来ないだろう」と。だとしたら、「ポスト金正日の北朝鮮」を、韓国、日本、中国、ロシア、それにアメリカでどう管理するかの構想が既に書けていなければならないはずなのに、それは全くない。それが問題だ、と。

01:25
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