日々のライブな情報ページ

2016
06/29
Wed

白神社と赤神社

day by day

 (10:25)今朝ですが、毎度の明治神宮に立ち寄りながら、「日本には白神社と赤神社があるんだ」と思うに至りました。今まであまり考えたことがなかったので、自分では勝手に「面白い」と。

空が暗かったせいか白が目立った明治神宮 というのは、今朝の明治神宮は「白」がとっても目立った。多分雨模様で空が暗かったせいです。写真の通りです。この白は木の切り口に対する防腐の役割も果たしているらしい(守衛さんに聞きました)のですが、色彩感覚としても綺麗です。明治神宮はとっても「白」が目立つ神社です。綺麗に並んで。灯籠にも施してある。

 そこから思いついたのは、「そう言えば明治神宮には"朱"がないな」という点。今更ながらですが、明治神宮の朱に近い色は宝物館の屋根ぐらい。しかし普通の神社に使われている朱の鮮やかさではない。

 神社の中にはもっぱら朱がウリになっている神社も多い。魔除けの色です。平安神宮もそうだし、伏見稲荷大社を初めとする全国のお稲荷さんは基調赤です。考えてみると、京都の神社には「朱」が多い。そこで、この神社の色の違いはなぜ生じているのかをちょっと調べても面白いかも、と思ったのです。

 神社の場合、「朱」は「朱」ですが、「白」の範囲は広い。「木材を使用した鳥居で、かつ木の皮をはいだ鳥居の色」も「白」と分類するらしい。本殿もそうでしょう。ということは、私がその印象を強く持った白の明治神宮は、全体的には「白の神社」と言えるし、その論法で言うと出雲大社も、そして伊勢神宮も「白の神社」と言える。鳥居も本殿も朱がない。そういう意味では靖国神社も、諏訪大社もそうです。

 対して目立つという意味では、先ほど書いたように京都や関西を中心に「朱」を前面に押し出した神社が思い浮かぶ。お稲荷さんは全国にもある。赤が記憶に残る神社の特徴は、鳥居から本殿まで赤で目立つことかな。平安神宮とか。

 一方で、鳥居は白で本殿だけが朱色に近いものがある。例えば青山の熊野神社。鳥居は白で、本殿は朱。熊野本宮大社はどうなんだろう。行ったことはあるが、思い出せない。いずれにせよ、いろいろな組み合わせがある。

 調べたら、名前に「赤白」の二文字が入っている神社があった。白赤稲荷神社で、読み方は「はくせき」というらしい。名前の由来は知りませんし、行ったこともないのですが、住所は「横須賀市安浦町2丁目12番地」とある。名前だけでちょっとおめでたい印象もする。

 赤神社と白神社のどちらが古いかなどは調べてないので知りません。多分「白神社」が古い。なぜなら「赤神社」ほどに赤の色を揃えるのはなかなか太古の昔では難しかったのではないか、と勝手に思う。時の流れの中で赤にした、それとも赤の入手が可能になったあとで最初から、とも思える。人々を驚かすため ?

 現段階では勝手な想像です。調べないと。同じように「神社」といっても、日本は多様です。これも行ったことはないが、京都には野宮神社という鳥居が黒い神社があるそうな。行ってみたい気もする。

12:04
2016
06/28
Tue

イギリスの方が今はやばい.....EUより

day by day

 (10:25)何か考える素材が不足しているな....と思ったら、英国ポンドとユーロの最近の値動きが分かっていないことに気がついた。普通見ていないでしょう。なのでiPhoneの「株価」に「GBPEUR」と入れて、今まで私が見ていなかったこの通貨関係を入れて、iPhoneを横にしてみると....

2016年06月28日日本時間午前9:55

 となった。つまりEU離脱でイギリスもピンチ、EUもピンチという報道が多いが、通貨関係で見ると今は「イギリスがやばい」とマーケットは見ていることが分かる。ポンドの対ユーロ購買力が低下。

 今朝で主要格付け"会社"のイギリスへの格下げが揃った。ムーディとフィッチが1ノッチ、SPが2ノッチ。SPは果断です。「In our opinion, this outcome is a seminal event, and will lead to a less predictable, stable, and effective policy framework in the U.K. We have reassessed our view of the U.K.'s institutional assessment and now no longer consider it a strength in our assessment of the rating」 seminal とはこの場合「インパクトが大きい」といった意味です。

 国に対して格付け会社が2段階一気に引き下げるというのは、私の記憶にはあまり無い。途上国のクーデター(ま、そんなもんか)後とか。格付け会社は英以外のユーロ圏の国々対しては格下げをしていないので、格付け会社の判断と為替市場の相場の動きは軌を一にしていることになる。

 これは1ヶ月チャートですが、過去10年にチャートを動かしてみると、ポンドは今の1ポンド=1.2ユーロ以上に弱かった時期もあったので、今の相場は直近に比べると急落はしているが、それほど異常な相場ではない。しかし下げが続けばイギリスの輸入物価は上昇し(貿易関係が深いので)、相場に底入れが見えないと、EU諸国(のみでなくて、世界からもですが)からの対英投資は低迷する。

 次にポンドとドル、それに円に対する相場の動きを同じターム(一ヶ月)で見て見る。

2016年06月28日日本時間午前9:55

2016年06月28日日本時間午前9:55

 円は民主党時代にとびっきり高かった時期があったので、今の130円台の半ばはそれほど驚くポンド安ではない。しかしこのチャートでも直近だけでポンドは対円で20円も値を失っていることが分かる。こりゃ危機の直前に日本への旅行を計画し、そして今日本に来ているイギリスの人達は大変だ。クレジット払いにすると、旅行費用が恐らく全体で1割ほど値上がりする。

 もっと衝撃的なのは、ポンド・ドルです。直近でもポンドが対ドルで値を失っていることは明確だが、iPhoneのチャートは10年まで。しかし英ポンド・ドルは伝えられているとおり1985年以来のポンド安・ドル高。アメリカ人がイギリスに殺到する ? 使用前のイギリスの最後を見に ?

 つまりこうです。今のままポンドが急落するようなら、英国は最悪こうなる

  1. 英国は途上国並の輸入インフレの国になる。それは金利の上昇を余儀なくし、国内景気の悪化を招来する。失業率が上昇する

  2. 次の首相が決められない事態が続き、かつ次に生まれる首相・内閣が弱くて、今既に増えている移民に対する嫌がらせなど犯罪が増えれば、それは英国の政治情勢と社会情勢の同時悪化を招く

  3. その場合には、本当にスコットランドが連合王国(英国)から離脱する可能性が出てくる。多分選ぶ通貨はポンドではない

 といったことが危険性として見えてくる。そのリスクを知っているオズボーンは「ここにいるよ」と英通貨当局として声明をマーケットに対して出した。しかし27日の世界のマーケットは聞く耳を持たなかった。

 多分、EUとG7の助けがなければ、英国は独力では今の危機にうまく対処できない。ロシアや中国は当面は静観だろう。中国はチベットと新疆ウイグル自治区を抱える。ロシアはフランス、ドイツを見る。

 アメリカやEU、それに日本の「支えますよ」といった声明は絶対に必要だ。だから、英保守党も労働党も「分断」を乗り越えてまずEUとの交渉のテーブルにつかないといけないが、ボリス・ジョンソンはのんびりしている。

 離脱交渉開始がキャメロンの言う「10月」だとすると、ちょっと時間が空きすぎている感じがする。マーケットは週に5日も開く。マーケットは自律調整するから、ポンドは近く反発する。しかしそれはポジション調整だ。本当にポンドを買うには、

  1. イギリスが連合王国であり続けること(スコットランドと北アイルランドが抜ければ、イギリスは本当にちっちゃな国になってしまう)

  2. EUとの関係が決定的には壊れないこと。特に自由貿易の枠組みが必要だ

  3. イギリス経済もある程度の健全性が保たれ、社会が概ね平穏でて、諸外国の対英投資もある程度続くこと

 が必要だ。「健闘を祈る !」って感じかな。おかげで「株価」のリストが三つも長くなった。

11:04
2016
06/27
Mon

ひょっとして浅はか ?

day by day

 (13:50)ポデモスは、予想されたほどには伸びなかったのか。もしかしたらそれは「失われた330兆円への条件反射」とも言えるかも知れない。スペインの総選挙(半年で2回目)で、反EU的緊縮財政勢力は、議席を僅かに伸ばしただけで予想された第2党にはならずに、第3党にとどまった。

 330兆円とは、24日一日の世界の株式マーケット失われた時価総額の規模です。少し前の日本のGDPが失われた感じ。そして世界的な混乱。もしかしたら、「反EU勢力を勝たせると、世界は大変な事になる」とスペインの方々は考えたのかも知れない。

 「なんなんだこれは」と今日も思うのは、「出口調査ではポデモス躍進」と伝えられていたのに、結局票が伸びなかったこと。結末はこうなった。イギリスの国民投票でも「残留派52% 対 48%離脱派」と伝えた世論調査は、「事後世論調査」で実際には出口調査に近い。「それって出口調査だったの」と思う。本当に欧州の世論調査は信頼できない。

 おまけに「なんなの君たち」と思うのは、英国民、EU離脱で戸惑い 「投票を後悔」続出という今朝の日経の記事。「一部はそうでは」と思っていたが、かなりの連中がそうらしい。

 しかし後の後悔先に立たず。今朝の新聞には「英金融大手HSBCは、ロンドンで勤務する従業員のうち、最大1000人をパリに異動させる検討に入った」とBBC。そりゃそうだ。現実は着々と進む。

 おっちょこちょいのファラージュとかボリス・ジョンソンが今後何を描くのか楽しみ。ファラージュはテレビ番組で、EUに払ってきた拠出金を国営医療制度(NHS)に充てる公約を「間違いだった」と撤回したそうな。この公約は離脱派のキャンペーンの目玉だった。国民も唖然だろう

 無責任が過ぎる。しかし Damage has been done ! 今朝の東京株式市場は金曜日の下げに比べると小幅高。でもごく一部を取り戻しただけ。イギリス国民が「あれは間違いだった」と言い始めたら、世界の投資家の間には「損害賠償の訴え」、特にアメリカでの集団訴訟の動きが出るのではないかとも思う。

 世の中既に「イギリスはEU離脱」で動き出している。時既に遅しか。今朝長い文章を書きました。欧州情勢とマーケットに興味のある人はどうぞ。

14:08
2016
06/27
Mon

五平餅って...だったんだ

day by day

 (10:50)昨日NHKスペシャル「古代史ミステリー 御柱」を見ていて一番ビックリしたのは、私が好きな「五平餅」は実は神道、それも御柱祭と関係があるんだ、と思いが飛んだこと。

 あの棒に平たく潰したご飯を串焼きにしたもので、高速道路などの売店などで見付けるとほぼ100%買って「ここのは美味しいのか」とチェックする。あの味噌味と焦げたところが好きなんですよ。最近は大部分が安直に作っているが、時々とても美味しいものがある。

 ところがこの番組には御柱の移動(祭り)の先頭に立つ「御幣持ち」(今年の本宮一のそれは北澤さん)という人物が紹介されていた。その人が持つ「御弊」を見たら、確かに五平餅の形をしている。私はこれまでずっと不明なことに「五平さんが最初に作って食べたから」と思っていた。

 調べたら通常は「五平餅」と書くのですが、「御幣餅」とも書くらしい。「御幣持ち」そのものじゃないですか。発音が。調べたら

 「神道において神に捧げる「御幣」の形をしていることからこの名がついたとするのが一般的である。実際、「御幣餅」と表記して販売しているところもある。また五平、あるいは五兵衛という人物(樵であったり猟師であったり、また大工とするものもある)が飯を潰して味噌をつけて焼いて食べたのが始まりとする伝承も各地に形を変えて存在する。」

 とwikiにある。多分これまで私がぼやーと考えていた後者の説ではない。多分神道と関係しているな、と。それは私の直感です。御柱祭には少なくとも子供の頃に2回は祖父や親父に連れられて引き手として参加しているし、毎回見学には行き、今年も上社の木落としと川越えを見に行ったので、とっても親近感がある。

 「守矢」家の話しは面白かったな。祖父や親父が「守矢文書」を調べていて、その件に関して話をしてくれたりしたので。諏訪の縄文の神「モレヤ」ね。それは知らなかった。本当かどうかも含めて。「モレヤ→守屋」と。それに「ミシャグジ」。

 なかなか良く出来た番組だと思いました。最初に星空をもってきて、そこに木遣りを入れたのが良かった。うーん、でも番組を見ていて、下社の方々はちょっと不満かも知れないな、と。冒頭の一部と最後しか下社の御柱祭と関連が出てこない。

 最後は本宮一の建て御柱で番組は終わり。最近はこの段階で問題が起きている。次回はどんな御柱になるのか。多分また行きます。でも「諏訪で縄文遺跡900」とか「諏訪が最後の縄文王国」とか。面白かった。今年の御柱祭で撮った私の写真はここなどにあります。

10:55
2016
06/26
Sun

解き放たれてしまった遠心力

day by day

 (00:50)解き放たれちゃったのは「巨大な、しかも数多くの遠心力」かな。むろん欧州がそうだが、世界でも。その中で中ロは3日間で二回もプーチンと習近平で首脳会談。中味は伴わないものの(貿易関係は希薄)、「俺たちはとりあえず一緒でいよう」と言っているように見える。

 遠心力 ! 対する言葉は求心力。むろん強まる遠心力の中で、求心力を求める力も働いている。例えばオランドはルペンと会談した。ルペンの先走りを警告するためだろ。しかしオランドが大統領として一右翼政党のポピュリスト党首と会談した、という事実がフランスでも働き始めた大きな遠心力を際立たせている。であるが故に、オランドはルペンを引き寄せようとしている。遠心力を弱めようと。

 遠心力をまずイギリス国内で見る。今BBCには「200万人が投票のやり直しを請願」とある。「投票のやり直し」ね。仮にそうなったら、イギリスの分断は決定的になる。多分できない。しかし「(イギリスがEUから出ていくなんて)許せない」という人々は多いはずだ。多分、この動きは続く。勝利した離脱派は反発する。

 イギリスは「次の舵取り」をする人を探すのに苦労している。キャメロンは10月に辞めると言ったが、「じゃ、次は誰だ」ということになる。しかし離脱で目立った動きをした人ほど残留派から指弾される。ボリス・ジョンソンが良い例だ。再投票を請願する人々のポスターには「No Boris」と書いてある。じゃ、誰が....? 次の首相が決まらなければ、EUとの離脱交渉も出来ない。

 スコットランドは連合王国政府(ロンドン)を差し置いてEUと交渉を始めた。「EUにおけるスコットランドの地位を守るため...」という理由だ。そりゃそうだ。スコットランドでは62%が「残留」を支持した。スタージョン行政府首相は「スコットランド独立の再投票の可能性が極めて高い」と言っている。

 北アイルランド(連合王国を形成する一つ)では、今は国境もないアイルランドとの「合体」を求める声が出始めている。スコットランドほど具体的ではない。しかし北アイルランドの人にとって見れば、今は全くフリーなアイルランド(独立国)との間に国境検問所ができるようなら、それは大きな衝撃だろう。

 もしイギリスがスコットランドと北アイルランドが抜けた連合王国(イングランドとウエールズ)になったらどうなるか。スコットランドは人口530万人、面積80080平方キロ。北アイルランドは人口181万人、面積13840平方キロ。

 今のイギリス連合王国は人口6410人、244820平方キロだから、その二つが連合王国から離脱すれば、イギリスは人口の11%、国土面積の38%を失う。それはイギリスが日本と比べて人口が半分以下、そして面積は約4割の国になることを意味する。そうなれば代価の高い"独立"だ。シティがフランクやアムスにその地位を奪われれば、イギリスは何がウリになるのか。

 一方のEU。フランス、ドイツ、イタリア、オランダ、ベルギー、ルクセンブルクなどEUオリジナルの6加盟国で外相会談を開いた。「どう対処するか」で。そしたら、エストニアだったかな、外相から「なぜ全加盟国の外相会談を先にやらないのだ」とクレームが付いた。そりゃそうだろう。

 ユンケルやEUサイドには「次の離脱」を避けるために「イギリスがキャメロンの言う離脱交渉担当者としての次の首相を決めるのを待たずに、直ちに離脱交渉すべし」という厳しい意見が強い。しかし「急くべきではない」と言っているのがメルケルだ。じゃ、EUは急ぐのか、それとも少し時間をイギリスに与えるのか。ここでも意見が割れる。

 オランダやフランスでは反EU政党や勢力が、「イギリスと同じような国民投票をやれ」という発言力を強めている。理屈は「究極の民主主義」でその通りだのだが、危ない。欧州各国ますます、国内と外交関係で遠心力を高める可能性がある。ま、オランドとメルケルの個人的関係では求心力は残りそうだ。しかし来年ドイツ国民は再びメルケルを選ぶだろうか。オランドはどうだろう。支持率は低い。

 トランプが「(英国のEUからの離脱は)イギリスはEUから独立し、彼らの政治や国境、経済を取り戻した。英国で起きたことは米国でも11月に起きる。11月の大統領選で米国民は再び米国が独立を宣言し、世界のエリートによる今日の支配を拒否する機会を得るだろう」と語ったことは日本でも報じられている。

 これに対しクリントン前国務長官(68)は同じ日、「英国民が下した選択を尊重する。こうした不確かな時代だからこそ、米国民の家計と生活を守り、同盟・友好国を支援して敵に立ち向かい、米国の利益を守るため、ホワイトハウスには冷静で安定し、経験のある指導力が必要だ」と述べたとも伝えられる。

 しかし彼女はそれとは別に自分の選挙運動にメールアドレスを登録した支持者に対して以下のような危機感溢れる文章を送っている。私はクリントンの支持者ではないが、おもしろ半分に登録したので送られてくる。それには

 We all woke up to the news that the United Kingdom is leaving the European Union.Now, David Cameron is resigning as the UK's prime minister, the pound is plummeting, and stock markets the world over are dealing with massive levels of uncertainty.

 Right up until the moment the outcome of the vote was announced, political observers and financial analysts were confident that the referendum to leave the EU would fail. They never actually processed the possibility of a different result.

 We can't make the same mistake.

 No matter what the collective wisdom of our political punditry has to say between now and November, Donald Trump has a real chance of winning this election. Together, we have to wrap our minds around that fact -- and resolve to act on it.

(後略)

 このメールの最後は「だから献金して下さい」となっているのだが、気になりますよね。「Donald Trump has a real chance of winning this election」という文章。支持者に「油断するな」と言いたいのでしょう。しかしいかにイギリスのEU離脱がクリントン氏にとって衝撃だったのかは分かる。

 イギリスがEUから離脱すると国民投票で決めたリパーカッションは、世界のあらゆるところに届いている。「そんなことが起きるんだ....」と。遠方にも。かつビッグに。あちこちで見える遠心力の渦(言葉の矛盾ですが)。でももう眠いので寝ます......。

04:51
2016
06/24
Fri

衝撃の結果.....不確定な海に

day by day

 (13:50)「イギリスによるEUからの離脱」は、欧州だけではなく、世界も不確実性の海に乗り出す、ということを意味する

 まだ最終結果は出ていない。しかしBBCなどはこれまでの票を出方で、「離脱派52% 対 48%残留派」と予想している。離脱派は6月23日を「独立の日」にしようと言っている。

 対して、スコットランドでは再び独立を求める声が強まり、他の欧州諸国でも「EU離脱」を進める勢力が勢いを増すだろう。マーケットは大荒れ。今の状況で、ドル・円は100.80円ほど。どのくらい正しいかは別にして、ある相場表を見ると高値は98.195。ただし一瞬でしょう。東京の株価は1200円ほど安い。安値はもっとあった。

 今改めて思うのはEU官僚達の罪ですが、無論彼等だけが悪いわけではない。アメリカではトランプ、サンダース現象が生じている世界的状況もある。

 EUの場合は「離脱手続き」は基本条約の第50条で決まっている。ギリシャで取り沙汰された「参加国のユーロ離脱」に規定がないのとは違う。50条は「加盟国は自国の憲法上の要件に従い連合からの脱退を決定できる」と定める。

 決定後の手続きは、離脱を希望する国が加盟国首脳で構成する欧州理事会に脱退の意思を通知することによって始まる。キャメロン首相は離脱派勝利の場合すぐに通告する意向を表明しているが、国民投票後の28、29日に開かれるEU首脳会議で伝えるかは分からない。

 当然だが、イギリス国民による「離脱」の選択は、極めて長い時間を要する不安定な、枠組みが定まらない期間が生ずると言うことを意味する。離脱のプロセスそのものがマーケットの嫌がる「不安定」と「枠組み不在」の時期の始まりを意味するのだ。

 イギリスとEUの新たな関係の見本になるかもしれないのはノルウェーやスイス、それにカナダとの関係。ノルウェーはアイスランドなどとEU非加盟の欧州諸国でつくる「欧州経済領域」(EEA)に所属している。

 これは欧州自由貿易連合(EFTA)加盟国が欧州連合(EU)に加盟することなくEUの単一市場に参加することができるように、1994年1月1日にEFTAとEUとの間で発効した協定に基づく枠組み。

 しかしスイスではEEAの参加の是非に関して国民投票をした。結果が「ノー」だったので、スイスはEUと個々の分野について100以上の協定を締結。その結果、単一市場へのアクセスを確保している。

 つまりイギリスが「離脱」を決めた場合には、次にはEUとのその後の関係についてEEAにするのかスイスの歩やり方を踏襲するのか、それとも独自の枠組みを作り直すのかを決めなければならない。時間のかかるプロセスだ。

 ノルウェーとスイスは同時にEUの規制のほか、EUが単一市場で重視する「人の移動の自由」を受け入れ、EU への拠出金も支払っている。「人の自由」に関しては、イギリスは「離脱」を選んだ場合どうするのだろう。

 なぜなら今回の国民投票の争点の一つだからだ。またイギリスの場合、ロンドンのシティがあるが故に、EUの通貨・金融に関する機関はロンドンに置いているケースがある。「離脱」となればそれらは欧大陸のどこかの都市に移ることになる。そのプロセスも決めなければならない。

 カナダとEUの自由貿易協定(FTA)を、イギリスのEU離脱モデルに想定する意見も出ている。しかしFTA交渉が成立すれば、関税関係において「残留」に近い貿易上の地位をイギリスは対EUで確保出来るかも知れない。

 しかし過去の例を見るとFTA交渉には長い時間がかかる。貿易に関してFTA協定を結べなければ、WTO(世界貿易機関)のルールが適用されることになるが、これだとイギリス、EUの双方にとって関税が上がるのは必至だ。

 通常一般の人々の離婚手続きも簡単にはいかない。双方の主張がぶつかり、双方が疲労困憊するまで続き、感情の高まりが生じ、複雑な取り決め・手続きが必要だ。それと同様に、イギリスのEU離脱には、複雑な手続きとお互いの譲歩が必要だが、その間はずっと世界のマーケットは「新しい枠組み」を不安に見つめ続けなければならないことになる。

 その手続きだけで2020年、ないしそれ以上かかるとの見方がある。思わぬ資金の移動も起きるだろう。市場にとってのとてつもない「予測不可能性」の発生だ。今のマーケットはそれを象徴している。

13:09
2016
06/24
Fri

残留派の勝利を確信........マーケット

day by day

 (05:20)まだ投票が締め切られていないのに、マーケットは「確信的に残留派の勝利」を見てリスクテーク」に入っていますね。

 ニューヨークのダウは14分前に引けとなって230.24ドル高の18011.07ドル。引値での18,000ドル台は今年に入っても珍しくはない。ただし今までは「その後は反落」が多かったが、今回はどうか。確かニューヨーク株の引値での史上最高値は18312ドル程度だったと思った。

 ダウの上げ幅は1.29%。%で見た上げ幅はSPとNasdaqの方が大きく、SP500は1.34%アップの2113.32(27.87上昇)、Nasdaqは1.59%上昇の4910.04(76.72上昇)。史上最高値には%的に見るとダウよりSP500の方が近い。

 下げマークがあるのは国債の相場や金相場。よって利回りは上昇。指標10年債の利回りは1.742%。6月の中旬には1.5%台もあったから、大きな利回り上昇。ドル・円はドルの高値が昨夜のニューヨークで106.08で、今も106円台。103円台の半ばがあったことを考えると、大幅な円安。ポンドやユーロが激高。

 で、マスコミ的に見てマーケットほどに「残留」に確信があるかと言えば「ノー」です。直近の世論調査では「残留派がモメンタムを強めていたものもある」、という程度で、もしかしたら「出口調査」をしない英マスコミの代わりに、マーケット関係の機関がそれに近いことをしたのかも知れない。

 また投票率が高いと思われることから推測したのかも知れない。兎に角有権者登録の状況(4649万人でしたっけ)から見ると、投票率は高くなる。英国の一部での悪天候にも関わらず。

 スコットランドとロンドン地区での「残留派」の勢いが強いことを指摘する向きもある。しかしそれはあと6時間ほどすれば分かる。 ま、我々はそれを待ちましょう。

05:40
2016
06/23
Thu

EU官僚達の罪は重い

day by day

 (08:20)イギリスの国民投票の結果がどう出ようと、一つはっきりしていることがある。それはブリュッセルのEU官僚群のやや性急な、時に強引な統合プロセスの進め方が、イギリスを初め加盟各国での「反EU感情」を高めていると言うことだ。

 彼等の進め方は、多分「理想」に一部基づき、そしてそれを旗印にしている。しかし恐らく「EUの統治力の上昇、そして領域の拡大は自分達に有利」との時に有意識の、そして時に無意識の認識、時に心理的モメンタムがある。

 恐らく今回国民投票を行うイギリスの国民のかなりの部分は、「なんだ、イギリス政府よりEUの官僚達の方が我々の日々の生活をコントロールしているの、しようとしているのではないか」と思っているに違いない。残留派の中でも。

 EUの官僚群が作り出す複雑な規則、規制は日本の企業にとっても悩みの種の一つなのだから、イギリス国民や企業がそれをうっとうしく感じていることは確実だ。そしてそれが例えばローマの市長選でも出たし、その他の国でも「反EU感情」の高まりとなっている。それは良く分かる。

 欧州各国は、それぞれの国の国民が比較的身近に政治家を感じ、そして選挙で選んでいる。しかしごく一部のEUのトップを除いて、EUの官僚達は加盟国の有権者によっては選出されてはいない。選んでいるにしても多くの国の人にとって「遠く、親密感」のない人々だ。

 そんな人々と、そしてその下の官僚達に「ああせい、こうせい」と言われるのは、誇り高いヨーロッパの有権者には「うざい」と写っている筈だ。建国前後、アメリカが州中心に成り立っていた頃、連邦政府に対してもたれた疑念のかなりの部分に相当する。

 ではいつかヨーロッパはアメリカ合衆国のようになれるか。それは無理だ。アメリカの最初の13州は確かに異なる個性を持っていた。しかし皆生まれたばかりだったし、お互いに違いを認識できない程度。かつ言葉はほぼ同じだった。

 ヨーロッパは違う。それぞれの国が文化、異なった歴史を持ち、互いに何回も戦い、そして領土を入り組ませてきた。だから将来もEUがヨーロッパ合衆国になる可能性は少ない。特に短時間では。

 ところが、EUの統合の理想には経済的現実が伴っている。経済規模が大きくなった(5億人以上の消費市場)故に、ロシアにもアメリカにもそして日本にとっても、「EU市場は無視し難い市場」であり、故にEUの言うことには関心を払わざるを得ない。その意味では、ヨーロッパはEUに固まることによって全体的には発言力を高めている。だから大企業は皆「残留派」だ。

 しかしその高まった発言権の恩恵を実際に受けられる、時に受けたとの幻想を持てる人・企業の割合はそれほど多くはない。後者の人々は幻想が冷めれば「なんなんだ、EUとは」となる危険性がある。そしてヨーロッパの多くの人は、EUを縁遠い、理想ばかりかざし、自分達の生活を少しも良くしてくれないうざい存在と見ている。移民の急増もそうだ。

 だからブリュッセルのEU官僚達は、もっとそれぞれの国の国民を身近に感じながら政策を進める必要がある。しかし恐らく階級社会であるヨーロッパでは、ブリュッセルに集っているような連中は、比較的狭い、国境を越えた汎欧州的なアッパーソサエティの中で生きている。

 しかし決して忘れてはいけないのは、それぞれの個人が持つ社会的影響力とは全く関係なく、選挙は「一人一人が同じ価値の票を持つ」ということだ。そこに「実際の国民の声の割合」が出るし、それはしばしば世の「理想」や「常識」とは違ったものになる。それらはしばしばアッパーソサエティが決めている。しかし民主主義は国民が下した異なる意見を受け入れなければならない。

 ニュースを見ていると、ドイツのショイブレ蔵相などかなり多くの人が今までのEU本部のやり方、そのスピード感に強い違和感をもっているようだ。それは良いことだ。政治的理想に基づくメルケルの移民政策も、ドイツの多くの人々に違和感を持たれるに至った。

 恐らくそれは、直ぐ隣に言葉が分からない移民が入ってくることに対する民衆の違和感、嫌悪感だ。「そんなものは持つべきではない」とは言える。しかし人間は理想だけでは生きられない感情の動物だ。

 「急いては事をし損じる」という言葉が日本にはある。イギリスの国民投票がどのような結果になろうと、「接戦だった」という事実が、EUの事の進め方には大きな反省となるだろう。それが今後の政策にどう反映されるのかを見たい、と思う。

09:07
2016
06/22
Wed

フェースブックって、終わった...?

day by day

 (10:20)完全にシステムが目詰まりを起こしている.....もしかしてFacebookも終わったかな......と思いました。

facebookは18時間遅れでアップ 兎に角最近のFacebook は写真のアップに時間がかかりすぎる。例えばこの写真です。実はこの写真は昨日の朝6時前に表参道の交差点、スマホの位置情報では「南青山五丁目」で撮った。そして直ぐにFacebookに投げた。写真は一瞬を切り取るものだから、時間の要素が非常に重要なわけです。

 この写真を朝撮りした時、「うーん、このシチュエーションは朝だから面白い....」と思ったのです。周辺には朝までやっているクラブがある。多分そこで飲んでいたのでしょう。

 飲んでいた女子が、地上に出て歩き始めたら滑ったか何かで力が入って.....抜けてしまった。鼻緒が。多分直せる見込みがないから、そのまま捨てて行ってしまった。まあそれは許しましょう。

 場面を見た時、「あああ、可愛そうに。これを履いていた子はどうしたんだろう」と思ったのです。裸足のまま暫く歩いたのか、それともタクシーに乗って帰ったのか。それを写真を見た人にも感じてもらいたい....と思って写真を撮った。そしてFacebookにアップした。朝だから面白かった。

 実は最近ずっと、フェースブックで写真を上げてもちっともタイムラインに表示されないことが多かった。数時間かかることもある。なので「今回はいつになるんだい ?」と思って見ていたのです。ところがとんと載ってこない。

 驚くことに、Facebookのタイムラインに載ったのは、日付が変わる頃。つまり18時間もたったころ。その頃になって「40分前にアップロード」の表示だった。冗談じゃない。それだと「夜の出来事」になってしまう。この写真はだいたい昼間だし。それじゃ写真の意味合いが違ってしまう。

 「40分前にアップロード」って、と。驚き桃の木です。「それは君たちのシステムが目詰まりしていただけだろう......」と怒り心頭。ありえない。

 表示通りなら私がまるで夜になって明るいとき(時間は不明)の写真を遅れてアップしたように見える。フェアじゃない。こんなにアップが遅れ、それがまるで上げた人間が遅らせたように出るのならFBの新鮮度は劇的に落ちる

 アップが早いのは今はインスタグラムです。「insta...」の綴り通り。インスタ経由の共有もトライしたが、やはり遅い。ということは、フェースブックそのものがシステムスローの状態になっている ?

 ブログのシェアとか内外の新聞記事のシェアなどは今もフェースブックは速い。写真は重いから時間がかかっているのかも知れないが、それにしても早朝にアップした写真がその日の真夜中のタイムライン登場になるって....そりゃ改善しないと。

 ツイッターは使わなくなって久しいのでいいのですが、フェースブックにはまだ終わって欲しくない。しかし...と思う。それとも自分で広告でも出したら早くなる ?

11:13
2016
06/22
Wed

結果、金曜10時から2時間の間に...

day by day

 (00:20)神谷町のテレビ局から帰ってきてしばらくしたら、ラジオ日経の土肥君から「英国の国民投票に関する投票方法や即日開票の進め方」に関するロイター電がgoogle docsで送られてきて、「ああ、これこれ。欲しかったのは....」と思いました。

 皆さんにも参考になると思うので、ちょっと引用しますね。まず投票用紙には次の二つの選択肢が記載されているようです。

 「欧州連合のメンバーにとどまる」

 「欧州連合を離脱する」

 投票者はいずれかに印をつける。投票所は23日0600GMT(日本時間午後3時)に開場し、同2100GMT(日本時間24日午前6時)に閉場。

 一番重要なのは開票の手順と進捗具合。それが日本の何時になるのか。ロイターによれば、開票は投票締め切りの2100GMT(日本時間24日午前6時)直後から始まるそうです。手作業で。

 まず全国382の選挙区がそれぞれ投票用紙を集計し、無効票や郵送投票を含めた投票総数を発表する。当日2230GMT(日本時間24日午前7時半)から翌24日0130GMT(同午前10時半)に大半の選挙区が発表し、0400GMT(同午後1時)ごろに終了する見通し。この段階では投票総数発表で、結果は分からない。

 重要なのは次で、総数確認が終わった後に「残留」票と「離脱」票を集計し、各選挙区が結果を発表するという。24日0100GMT(日本時間24日午前10時)から0300GMT(同午後0時)ごろに大半が判明し、0600GMT(同午後3時)ごろにはすべて判明する見通し。  私が関心のあったマスコミの「出口調査」については、「今のところ英マスコミ各社は出口調査を計画していない」とのことで、結局「選管の発表を待つ」ということになりそう。ということは、私の今週金曜日の毅郎スタンバイの出番の時間帯(午前7時から8時半まで)は、ごく初期段階の途中経過しか分からないということだ。ちょっと残念。

 一方で日本では明日が参議院選挙の公示です。7月10日に投開票。今日はそれでNikkei plus 10に午後10時から特集で出てきました。神谷町のスタジオに行くのは久しぶり。小谷さんも元気そうで良かった。

 番組でも言ったのですが、私としても今回の選挙には結構興味がある。アベノミクスは安倍さんが誇っているほどには成果は出ていないか、息切れ状態。では有権者は「野党にやらせてみよう」と考えるているのかどうか。専兼選択の選挙ではないにしても、最終的にはそう考える。

参議院選挙公示を前にして日経プラス10に出演 野党が共産党まで一本化して候補者を絞っているのはむしろ有権者に怪しまれるのではないかとか、民進党は名前まで変えて挑戦しているが、岡田体制は成果を出せるのか、など。今回の選挙で厳しい立場に立たされるのは安倍さんの方ではなく、岡田さんの方だと思う。

 「複数区で民進党がどの程度議席を取れるのかに注目している」という大石記者の話は「そうだな」と思った。今のところ自公では改選121の過半数61は固いと思われる。

 前の仕事の関係でMIRAIで行ったのですが、驚いたのはテレ東の駐車場が社用車で一杯で、結局局の建物の前に車を駐めた。他のゲストの方もそうなのだそうだ。番組が終わって送ってくれるときに皆さんビルから出てきて、「これがMIRAIか」とか言うことになったのですが、驚いたことがあった。

 なんと小谷さんがとっとと運転を開始。ははは。局の回りだけですよ。「この人は車が、そして運転が好きなんだ」と分かったのは、トランクを開けて、ボンネットを開けて、と。ははは私はプリウスの時からボンネットは開けないことにしている。見たって分からない。

 しかし彼女は違った。女性であれだけ車に興味を示した人は初めてだな。それが面白かった。

01:03

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