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2020
01/18
Sat

とっても観戦がしやすい競技場ーー新国立印象

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 そうでした。一週間前でした。千駄ヶ谷の新しい国立競技場初体験。ラグビーの大学選手権の決勝(早稲田 対 明治)を見に。その印象を記しておきます。最初書くべきかちょっと悩みました。その種の文章を読む前に実際に体験したい、という方も多いと思いましたが。しかし既に過去一週間でラジオやネットなどでかなり喋っていますから、ご参考と言うことで。

 試合は予想を覆して早稲田の勝利。前半の31得点が大きかった。明治は前半は得点ゼロでしたから。後半の明治の追い上げはさすがでしたが、早稲田は後半もやられっぱなしではなく、きちんとトライを取り返していた。これが最終的な勝利に繋がったと思う。

 しかし興味のもう半分は、いつも外から見ていた新しい国立競技場の内部。早めに行って球場内を一周したり上下横をまじまじと眺めたり、座席の配置具合などを観察しました。TBSの番組(https://www.tbsradio.jp/stand-by/)若手を中心に総勢5人で行ったのですが、それぞれが感想を漏らしていて面白かった。私の印象を記すと、良い点は

 

1. やはり木(板)を天井にも使っていて斬新な印象がするし、競技場の各階の外周を埋める植栽(各階の外周に植えられている)が球場外の木々とマッチしていて良い

2. 観客席の傾斜が上に行くほど急になっている分、恐らく場内のどの席からも競技がよく観察できる。もあってか、席列と席列の間にバーがあって、それが席の移動にも、何かを掛けるのにも役立つし、安全性を高めている印象がした

3. 各階に入っている店舗も多様で、様々な買い物が出来る。私は好きな"シウマイ弁当"を買えたのをラッキーと思いました

4. 競技場を取り囲む環境も広々としていて良い。植栽が進めばもっと良くなる

 

 などでしょうか。私たちは3階席(自由席)の345〜346の入り口から入った直ぐ左の席を占めましたが、ゴールポストに近く、かつ競技場全体が非常に良く見渡せて「(目線の低い)指定席より全体が良く見えるのでは。ここの自由席で良かった」とも話していました。確か観客は5万7345人との発表だったような気がした。まだ一部に席が設置されていない部分があって(後にネットで海外放送局のブースと聞きました)、最終的にどのくらい入るかも知りませんが、「公称6万」は実体とあまり変わらない印象。

 但しいくつか「ここはちょっと」という部分もあった。それは

 

1. 席列と席列の間が非常に狭い。大柄の外国人が出入りするには苦労すると思うし、不便な作りになっている。通路も少ない

2. 階数表示が複雑で、「3階席(チケット表示)」は実は競技場の作りとしては4階(外階段表示)にあって戸惑った。もっとうまく表示できないか

3. 座席が小さく、また冷たいと感じられる

4. 競技場側も観客もまだ慣れていないのか、人の動線が混乱しやすい作りのような気もした

 

 などでしょうか。まだ工事中の部分もあり、改善の余地はあるし、トライアルで使っているのでしょうが、ちょっと本番でも問題かなという印象が残った。「3」の「席が狭く、冷たい」というのは事前に情報が入っていたので、他のメンバーは毛布を、私は車用に買っていた小さい座布団をいくつか持って行った。これはとても役立った。私は座布団を座席に使ったが、他のメンバーは背もたれに使って「良かった」との印象を述べていた。

 大きな大会で新国立競技場が使われたのは2回目でしょうか。改善の余地ありかな。もっともオリンピックの準備は急速に進んでいる印象がしました。またあの競技場は、夏は夏の特徴があるのだと思う。冬とは違った。夏は「座席が冷たい」というのはなくなり、競技場全体もまた違った印象がするかも知れない。でも早めに競技場を体験できたのは良かった。

 あ、345〜346の入り口当たりは冬なので西陽が眩しかった。それから直前に買った双眼鏡(比較的性能の高い奴)が非常に役立った。あの競技場には必須のイメージ。(了)

11:18
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